記事を見て、初めて12月24日が誕生日だったのだと知りました。

Re:minder / 佐野元春やウルフルズを輝かせた伊藤銀次の “どこか不思議な存在感” の正体とは?

伊藤銀次…ポップスの神様です。
音楽の事は何でもご存じで、自由自在にサウンドを操ります。
ふところが深く温厚で、どんな相談にも乗ってくれました。
残念ながらご自身に大ヒットはありませんが、お世話になったアーティストは星の数ほどいます。
今はやりの『サウンドプロデューサー』の祖にあたる方です。
銀次さんは、初期の佐野元春のツアーに、ギタリストとして参加してくれていました。
私と佐野君が、ツアー先で喧嘩になると、必ず銀次さんが間に入ってくれました。
本当にお世話になりました。
最近昭和サウンドが着目されていますが、銀次さんの功績に光が当たることを、切に願います。

色々探していたら、こんな写真が出てきました。
40年くらい前の銀次さんです。
わっかいなぁぁ~~
誕生日、おめでとうございます。



右側は、清野公雄君。
日本で初めてのプロのローディです。
それまでは、ドラマーやギタリストの弟子…いわゆる『ボーヤ』たちが楽器係をやっていました。だから、ローディはノーギャラ。
清野君が初めて『ローディ』を職業にしました。日本のコンサートシステムを創った一人です。
今は北海道でゆっくり暮らしています。

ちなみに左の人相の悪い人物は、私です。
私はギターの弦を張り替えるのが早く、弦巻きは美しく、チューニング(今と違って音叉で合わせる)は完璧で、ただし、必ず一番イイところで弦が切れたので『疫病神』と恐れられていました。
「オレが、弦、替えてやるよ」
「ワタシのギターに触らないで!!」